Uptex
texスクリプトをドラッグ&ドロップすれば、pdf化してくれる便利なapp。
Uptexのダウンロード
から。
パッケージの追加
主題です。
Uptex.app内に、標準でいくつかパッケージが入っているのですが、そこに入っていないパッケージを使うスクリプトをUptexに突っ込むと
! LaTeX Error: File `comment.sty' not found.
と怒られます。
対処の方法としては、まず
https://www.ctan.org
のサイトから、無いよ! と言われているパッケージをインストールします。
(以下、commentパッケージを例とします)
'comment'でsearchをかけて見つかった項目のsourceページにいき、comment.styをダウンロードします。 (他にも色々ありますが、少なくともこれだけで十分)
UptexのREADMEを見ると、自前のパッケージはユーザーのLibraryの中のtexmfに置けと書いてあるので、
早速
$ mkdir -p \Users\(ユーザー名)\Library\texmf\tex\latex
でディレクトリを作成し、
latex
ディレクトリの中に、パッケージ名のディレクトリとその中に(パッケージ名).styを置きましょう。
例) \Users\(ユーザー名)\Library\texmf\tex\latex\comment\comment.sty
Uptexは毎回Libraryのtexmfの中のパッケージを読み込むので、comment.styが無事読み込まれるようになり、めでたくエラーは起きなくなりました。
他のtexアプリについても、大体このディレクトリからパッケージを読み込むので、Uptex以外のものを使っている方でも参考になるのではないでしょうか。
texmf └── tex <- ここにパッケージを置いても良い ├── platex <- 日本語に関わるパッケージ ├── latex <- 一般のパッケージ └── misc <- その他のパッケージ
このようなフォルダ構成が一般的らしいですね。
(まとめ)
texは環境構築が面倒臭い。