例えばディレクトリの中身を表示するls
コマンドについて、オプション-Gをつけてls -G
とすると、ファイルの種類に応じて色付き表示をしてくれます。
ですが、わざわざ毎回ls -G
と入力するのは面倒臭いので、ls
と打つだけでls -G
が実行されるように設定したい…
そんなときは
alias [別名] = 'コマンド'
このalias
コマンドを使って、
alias ls = 'ls -G'
と打つことで、ls -G
をls
で代用できるようになります。
ですがこれは一時的なもので、ターミナルのプロセスを終了するとせっかく登録したaliasの設定がリセットされてしまいます。
毎回同じ設定を用いる場合.bash_profileもしくは.bashrcにコマンドを登録すれば良いです。
ホームディレクトリにある.bash_profileを開き(なければ作成)
# Get the aliases and functions if [ -f~/.bashrc ]; then ~/.bashrc; fi
を追記。 (これでターミナル起動時に.bash_profileが.bashrcを読み込むようになります)
次いで、.bashrcを開き(なければ作成)、コマンドの設定を書き込む。
alias ls = 'ls -G'
を追記。これでok。
長めのコマンドを登録したい場合は関数を作成すればよくて、構文は以下の通りです。
関数名(){ 中身 }
例えば
safari(){ open /Applications/Safari.app/ }
とすれば、safari
と打つとSafariが開くようになります!